河原町や木屋町、祇園といった京都の風俗街は、京都在住の方ばかりでなく近隣の大阪や神戸などからも足を運ぶ人が絶えない人気スポット。
彼らがわざわざ電車を乗り継いで訪れる理由のひとつは、シンプルですが「美人が多いから」ということではないでしょうか。
昔から“京美人”といって、全国の男性の憧れの的であった京都の女性たち。
京都出身の女の子が多い風俗店には、今もなお憧れの存在である彼女たちに会うために、多くの人が訪れているのでしょう。
今回の京風ブログでは、男性を魅了してやまない“京美人”にフォーカス。
どのような女性を“京美人”と呼ぶのか？なぜそもそも京都には美人が多いのか？
これらの点について考察してみたいと思います。
日本男児の憧れの的！“京美人”とは？
京美人の素晴らしさは歴史的な事実であり、史上数多くの逸話が残されています。
たとえば幕末、江戸に奥さんを置いて京都にやってきた新選組の近藤勇は京美人にすっかり魅せられ、島原遊郭で絶大な人気を誇った深雪太夫という女性を身請け(お金を払って引き取ること)して家を借りていますし、同じ頃に四国の土佐からやってきた坂本龍馬は京都生まれのおりょうさんと結婚しています。
そして今も、しっとりとした色白の肌、切れ長の涼しげな目もと、すらりとした面長の顔立ちが特徴的で、上品でたおやかな雰囲気を持ちつつも、ふとしたしぐさに濃厚な色気を漂わせる、そんな“京美人”は高い人気を誇ります。
現代の女性芸能人でいえば、たとえば杉本彩さん、また最近ではテレビドラマの熱演が話題になっている吉岡里帆さんなどが“京美人”であるといえます。
京都出身で品のある物腰があり、目もとはきりりとしていますが全体にはふんわり優しげな雰囲気を持ち、そして隠しきれない色気……という条件をそろえています。
京都に美人が多いワケ
ところで、そもそもなぜ京都には美人が多いのでしょうか。
科学的な検証が行われているわけではありませんが、いくつか説得力のある説はあるようです。
ここでは、そんな説を2つほど紹介してみたいと思います。
長らく“日本の中心”だったから
世界的に見てもまれな1000年以上を数える“都”の歴史を持つエリア、それが京都です。794年に平安京がつくられて以来、明治維新が起きるまで日本の中心部であり続けました。
実は2018年現在に至るまで公式に「遷都(“都”を移すこと)」が宣言されていないこともあって、厳密には今なお日本の都は京都であり続けている、ということが都市伝説的に語られることもあります。
そんな京都は長らく、東西南北の地方から人や物が集まるエリアでした。
秋田美人を生んだ東北からも、福岡美人を生んだ九州からも多くの人が足を運びました。
「あと数センチ鼻が低かったら世界史は変わっていた」といわれるエジプト女王のクレオパトラ、「古代中国に戦乱を生んだほど美しかった」といわれ、「傾城(城や国を傾かせるほどの美女)」という言葉のもとになった楊貴妃と並んで“世界三大美女”のひとりに数えられる平安時代の歌人・小野小町もまた、東北から京都に移り住んだ女性のひとりであったといわれています。
そんな人々の遺伝子が今に伝わり、“京美人”は今なおその美しさを保っている、という説があります。
1年を通して湿潤な気候だから
京都の夏はやりきれない。他のエリアから引っ越してきた人、夏の京都に旅行に来た人は誰もが必ず一度はそのようなことを口にします。
確かに、京都の夏は生やさしいものではありません。気温の高さだけでなく、むっとする湿度の高さもつらさをいっそうかき立てます。
京都は1年を通して湿潤な気候が続くエリアであり、夏は風が通りにくく乾燥しにくいという特徴があります。
住む人にとってはなかなか大変ですが、しかしこれこそ“京美人”を生んだ理由であるという説もあります。
空気がいつも湿っているということは、すなわち普通に生活しているだけでお肌が乾くことはなく常にしっとりとした潤いが保たれるということ。
これによって京美人ならではの色白ですべすべの美肌、さらにまろやかで透明感たっぷりのやわらかな雰囲気が生み出されている、というわけです。
京都の風俗はそんな色白すべすべ美肌の京美人と遊べるお店が揃っています。ぜひ足を運んでみてください。
